
皆様こんにちは、夜のひととき です。
キャバクラやラウンジ、ガールズバーなど、夜の接客業界には「人間関係」や「暗黙のルール」がつきものです。
中でも多くの女性が語るのが、アフターや同伴など、店外接待を断ったことで生じる不当な扱い、いわゆる“干され”の経験です。
本記事では、実際に寄せられた体験談をもとに、店内でのパワハラやモラハラの実態を紹介します。
「アフターに行かなかったら出勤削られた」
都内のキャバクラに勤務していた20代の女性は、売上も安定し、常連客も複数いた。
しかし、ある日同伴後のアフターを断ったところ、翌週からシフトが極端に減らされたという。
「店長からは直接何も言われませんでしたが、急に出勤希望が通らなくなり、“もうこの子はいらない”という雰囲気が伝わってきました」
売上のあるキャストでも、「スタッフに従順であること」が優先される店舗は存在するのが現実です。
「指名客との関係を拒否したら、ヘルプ要員にされた」
ある女性は、売上目標のために紹介された“お金を落とす指名客”と関係を持つようスタッフから遠回しに誘導されたという。
「関係を断った翌月から、席にはつけても“ヘルプ扱い”で指名につながる席に呼ばれなくなりました。売上もチャンスも失った感覚でした」
店側が特定の客を“売上枠”として優先し、それにキャストを紐づけようとする動きは今も珍しくありません。
「バックヤードでの無視、連携外し…陰湿な干され方」
売上や態度とは無関係に、単に「上に嫌われた」ことで干されることもあります。
- 連絡ツールでの返信が遅くなる
- バックヤードで無視される
- 他キャストとの業務連携を外される
これらの“見えにくいパワハラ”は精神的ダメージが大きく、辞めざるを得なくなる原因になっています。
「アフター強制」は法律違反になりうる
アフターは建前上「自由意志」であるはずですが、店舗によっては実質的に“ノルマ”や“強制”に近い形で運用されているケースもあります。
もし、以下のような状況があれば、職場環境として問題視される可能性があります。
- アフターを断ったことで出勤や給料に影響が出た
- 関係構築を拒否したことで不当な配置転換をされた
- 精神的圧力(無視・暴言など)を受けた
これらは、パワハラ・セクハラ・労働契約違反など、法的リスクも含む行為です。
「断っても評価される店」はちゃんと存在する
全ての夜職店が“アフター至上主義”ではありません。
最近は「営業スタイルは自由」と明言し、売上も純粋な指名・ドリンクベースで評価する店舗も増えています。
実際に「断っても出勤は安定」「売上さえあれば干されない」と証言するキャストもいます。
店舗選びの際は、以下のポイントを確認することが重要です。
- アフターや店外営業の扱いについて明文化されているか
- トラブル時にスタッフが相談に乗ってくれるか
- 他キャストがどのような働き方をしているか
パワハラを受けたときの対処法
万が一、「アフターを断ったことで干された」と感じた場合、以下のアクションが推奨されます。
- 言動や対応の記録を残す(LINE、出勤履歴など)
- 信頼できるスタッフまたは第三者に相談する
- 改善が見られない場合は、速やかに退店・転職を検討する
また、労働トラブルに詳しい弁護士や労基署への相談も視野に入れると安心です。
まとめ:アフター=義務ではない
夜職において、アフターや店外営業は“任意”であるべきものであり、キャストの自由な判断が尊重される必要があります。
「断ったら干された」という経験を語る女性たちは、自分の意思を貫いた結果としての代償を払っているとも言えます。
しかし、それは決して間違った選択ではありません。
自分の安全と尊厳を守れる職場を選ぶことこそが、長く夜の世界で働き続けるための一番の武器です。
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