
キャバクラやラウンジ、ガールズバーなど、夜職で欠かせない営業ツールといえば「LINE」。
指名やリピートを取るための必須アイテムですが、使い方を間違えると逆効果になり、最悪ブロックされてしまうこともあります。
今回は、現役キャストやお客様の声をもとに「これをやると嫌われる」5つのLINE地雷行動と、その回避方法をご紹介します。
1. 長文すぎるメッセージ
営業だからといって、毎回のメッセージが長文すぎるのはNG。
「今日ありがとう!楽しかったよ」程度のやり取りで済む内容を、5〜6行にわたって送られると、読むのが面倒になり既読スルーされやすくなります。
また、長文は「重い」「必死すぎる」と感じさせる原因にもなります。
送るときは、1〜3行程度にまとめ、読みやすさを意識しましょう。
回避ポイント
- 相手がすぐ返信できる長さにする
- 1メッセージ内の情報は1つまで
- 長文になる場合は改行と句読点で区切る
2. スタンプだけの返信連発
一見カジュアルで可愛いスタンプも、連発しすぎると「適当」「脈なし」と思われがちです。
とくに営業目的のやり取りでは、会話の流れを切る可能性が高く、会話の熱が冷めてしまいます。
お客様からすれば「営業なのに本気で話す気がない」と受け取られることも。
スタンプはアクセント程度に留めましょう。
回避ポイント
- 文章+スタンプのセットで使う
- 会話の締めや返事に困ったときだけ使用
- 同じスタンプの多用は避ける
3. 既読スルー後にしつこく送る
相手が既読をつけても返信しないのには、さまざまな理由があります。
忙しい、疲れている、返信の必要性を感じない…などです。
それなのに短時間で何度も追いLINEを送ると、「圧が強い」「面倒くさい」と思われ、距離を置かれる原因になります。
営業は“適度な距離感”が命。
相手が返す前に畳みかけるような連投はやめましょう。
回避ポイント
- 返信がないときは最低1日は間を空ける
- 送る内容はポジティブな話題に絞る
- 「返事待ってるよ」など催促感のある文言は避ける
4. 深夜や早朝の送信
夜職では深夜まで働くのが普通ですが、お客様の生活リズムはさまざまです。
仕事終わりの勢いで深夜3時や早朝6時に営業LINEを送ると、通知で起こしてしまったり、不快感を与える可能性があります。
とくに恋人や家族と同居しているお客様の場合、余計なトラブルにつながることもあります。
回避ポイント
- 相手の生活リズムを事前に把握する
- 時間指定送信(予約機能)を活用する
- 基本は昼〜夜の時間帯に送る
5. ネガティブ発言や愚痴
「疲れた」「やる気ない」「お店つまらない」などの発言は、一気に距離を縮めるどころか、逆効果になることがほとんどです。
相手は癒やしや楽しい時間を求めてお店に来ているため、負の感情をLINEでぶつけられると「関わると疲れる」と感じます。
親しさを演出するつもりで弱音を吐くのは、相手を選んで慎重に行いましょう。
回避ポイント
- 弱音は直接会ったときに軽く伝える
- ネガティブ発言の直後にはポジティブな一言を添える
- 営業LINEは基本的に明るく軽めに
まとめ:LINE営業は“心地よさ”がカギ
夜職の営業LINEは、「返信しやすい」「負担にならない」「ポジティブ」の3つが基本です。
どれだけ魅力的な接客をしても、LINEで地雷行動を連発すれば、ブロックやフェードアウトにつながってしまいます。
今日からでもできる改善ポイントは以下の通りです。
- メッセージは短く、要点をまとめる
- スタンプはあくまでアクセント
- 返信がなくても追いLINEは控える
- 送信時間に気をつける
- ネガティブ発言は最小限に
お客様との関係は、信頼と心地よさの積み重ねで成り立ちます。
小さな一手間を意識するだけで、ブロックされないどころか、距離を縮めるチャンスが増えるはずです。
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