居場所のない若者が集まる、トー横界隈とは？

今、東京・新宿歌舞伎町に若者が集まる場所があります。
そこに集まる若者は「トー横キッズ」と呼ばれ、その場所でたむろしています。
トー横界隈に集まる若者は、一体何のために集まっているのでしょうか？
今回はトー横界隈に集まる若者について紹介します。

トー横界隈に集まる若者たち

そもそも「トー横」とは何のことを指すのでしょうか？
東京・新宿歌舞伎町に映画館が入っている新宿TOHOビルが建っています。
新宿TOHOビルの東側の路地や周辺が、いわゆる「トー横界隈」と呼ばれています。
そして、そこに集まっている若者たちのことを「トー横キッズ」と呼びます。
キッズと呼ぶのは、トー横に集まるのは10代の若者たちが多く、中には高校生や中学生もいるためです。
トー横に集まって、おしゃべりをしたり、動画や自撮りを撮ったり、お酒を飲んで騒いだりする。
その行動が行き過ぎて、ときには急性アルコール中毒や薬物によるオーバードーズを起こす若者もいます。

トー横界隈のルーツとは？

若者達ののSNSにおける“＃（ハッシュタグ）”から始まったのがきっかけで、「＃自撮り界隈」「＃裏垢男子」「＃1㎜でもいいとおもったらRT」などをつけて投稿する通称・自撮り界隈の男女が、“オフラインで交流する際の待ち合わせ場所”としてトー横を使いはじめていました。
このハッシュタグの自撮り界隈にはトー横近くのバーテンダーがいたことから、集まったメンバー達の店が開く前の“0次会”の場所になり、そこに歌舞伎町の住人であるスカウト、営業時間外の売れないホストも合流したことで、混沌とした路上飲みの場所として変化したのが初期の流れです。
この、路上飲みを始めとするコミュニティとしてトー横の路上が成立すると、彼らは自分たちのことを「トー横界隈」と名乗りはじめる。中にはフォロワー数が数千人を数えるインフルエンサーもおり、前述した地雷系ファッションで投稿。SNSに楽しそうに路上で遊ぶ様子を投稿や配信し続け、歌舞伎町の外までその認知度は広がっていきました。

事件が起き、メディアからも注目される

トー横界隈では、度々事件が起きています。
今年の5月、18歳の専門学生の男性と14歳の中学生の少女が歌舞伎町のホテルから飛び降り自殺をしました。
同じ月には、20歳の男がSNSで知り合ったトー横にいる13歳の少女をホテルに連れ込み、誘拐の疑いで逮捕されています。
6月には、トー横界隈にいる15歳の少年が、ホームレスの男性を暴行し怪我をさせた疑いで書類送検されています。
このような行き過ぎた若者の事件がメディアに取り上げられ、トー横に対するイメージは日に日に悪くなっています。
トー横に集まる若者たちの中には、精神が不安定の若者も多く、事件に巻き込まれる可能性は今後も高いでしょう。

なぜトー横界隈に若者は集まるのか？

なぜ彼ら彼女らは、トー横界隈に集まるのでしょうか？
トー横界隈に集まる若者には、共通する特徴があります。
彼ら彼女らには「普段の居場所がない」ということです。
学校、家庭、社会に馴染めず、何かしらの問題を抱えた子たちが多くいます。
そのような若者たちが、同じ境遇の仲間を求めて、自然とトー横界隈にたどり着く・・。
仲間同士で楽しくおしゃべりをしながらお酒を飲み、同じファッションをして写真を撮ったりする。
やっていることは、普通の若者とあまり変わりません。
普通の若者と違うのは、心に闇を持っており、この世間に行きづらさを抱えている若者ということです。
そのようなトー横キッズにとってトー横界隈は、心が落ち着く場所なのかもしれません。
トー横に集まる理由・・・、それは「一人でいるのが寂しく、同じ境遇の人たちと一緒に居たい」ということです。
トー横界隈は、今後も精神的に不安定な若者の心の安らぎの場所としてあり続けるでしょう・・・。

素敵な出会いがあり、お小遣いが稼げるギャラ飲み！

楽しくお酒が飲めて、お小遣いまで稼げるギャラ飲みをしてみませんか？
名古屋を中心にギャラ飲みサービスを展開する「はなたば」なら、空いた時間で安心安全にお金を稼ぐことができます。
・充実した運営サポートがあり、当日の面倒なお金のやり取りは一切なし。
・最低でも4200円が保証され、深夜手当もあり。
・顔出し不要で、見バレの心配もなし。
いつもの飲み会をギャラ飲みに変えて、お小遣いを稼いでみてはいかがでしょうか？